みなさん、今晩は

約一か月ぶりのすなみんです。


今回の災害、私の人生で一番記憶に残るものとなって
しまいました。
幸い、私の家族と家はほぼ無傷で損害は
庭のメダカ池のメダカがすべて流された事と
DIYの材木がすべて流された程度でしたが、

呉市では、多くの犠牲者と自分の知人の家や車が土砂に埋まってしまいました。

災害当日を振り返ると

私は、広島のとある企業で働いているのですが、
午後５時過ぎに、私のスマホに何回も大音量で緊急避難警報の
速報が流れました。
仕事はまだ、終わってなかったのですが、会社側から
急きょ、帰宅指示がでまして、すぐに帰宅の途に

私の家は、呉のハザードマップでいう土砂災害指定区域内のエリア
一刻も早く、家に帰りたい。家族のもとに帰りたい
そんな、一心

ですが、各エリアで土砂崩れが発生したのか、道路は
大渋滞
ラジオからは、救急通報が相次いでいるとの
情報が・・・・

なんとか、仁保ICから有料道路にのり、クレアラインへ
災害後、水尻駅のあたりのクレアライン（有料道路）は完全に
崩壊していますが、直前にそこも通過
もちろん、ものすごい大量の雨が流れこんでいました。

クレアラインの呉の出口は１０年に一度は浸水するので
途中、被害の大きかった天応ICで一般道に
その時は、まだ土石流が発生してなかったのですが、
川が濁流になってたのを覚えています

（写真は７月７日に天応に親戚がいるため、安否確認で
向かった先で撮ったもの）

そこで、本来なら国道に出るのですが、国道３１号の
かるがのトンネルは、大雨が降るとトンネル内で
滝のように流れる危険なトンネル

それを避けるため、クレアラインの側道から
アジサイロード通り吉浦へぬけ

過去大規模な土砂崩れを起こした
魚見山トンネルを避け
海上保安大学校がある峠を経由して
呉に抜けることに

途中、アジサイロードではものすごい濁流


大人が何人いても、持ち上がらない石が．．．
（写真は次の日に嫁さんの実家の安否確認に行った際に撮ったもの）
生きた心地はしませんでした。


吉浦に抜けても



このありさま

その後は、無事家に帰り
家族の無事を確認できましたが、

家族を家に残して、亡くなっている方も多くいらっしゃいます。
そういう方のニュースを聞くと
本当に胸が苦しむ思いです



次の日
呉（くれ）は、各道路が寸断され、孤立状態
断水し、生活必需品も



この通り、品薄状態で
給水も３時間待ち、ガソリンスタンドも燃料が品薄状態

とにかく、トイレの水だけでも確保しようと


近くのちっちゃい川から水をくみ上げ、トイレのタンクに流し込んだり
しました。

そんな中、遠くの友達が
丸一日かけて、

食料　水　燃料を持ってきてくれた。
ほんと、むちゃくちゃ嬉しかった

疎遠だった、かつての同級生とも、LINEではありますが、一つの線につながった

それと、「我が家・水出ます　自由に使って下さい」の即席看板が多くみられ、
使わないにしても、有難く思えた




一か月近くったった今では、少しずつであるけど復旧してきている。
ただ、未だ多くの人が苦しんでいます。

直接、支援を受けたわけではないけど、
県内外から来られたボランティアや警察・自衛隊・レスキュー隊の方々
道路・鉄道の復旧に尽力されている方々、
また、義援金をよせていただいた国内外の方々
ありがとうございます。


自分も少しでも早く、被災された方々が、キャンプや釣りなどのアウトドアが楽しむ事が出来るように
ボランティアに参加させていただいていますし、自分の時間を削ってでも、
これからも参加するつもり、

被災された方々に頑張れ！とは、言わない
中には頑張りたくても頑張れない人もいるだろうから・・

自己満足かもしれませんが、少しでも苦しみを取り除けたらイイナ


それにしても、マスコミは災害を過去にするのが早いよ
ボクシング協会よりも大事な事があるだろうに


お・し・ま・い